キッチンのスタイルを考える

キッチンのスタイルにはいろいろあり、住まいを全面リフォームする場合、女性(特に主婦)の方が一番関心を持つ空間がキッチンだと思います。

そこで自分にあったキッチンのレイアウトや食事のスタイルにマッチしたレイアウトなどを考えていきましょう。

 

キッチンは女性にとって大切な空間

リフォームなど家作りの際に、女性の方が、関心ある空間がキッチンです。

キッチンは、一日の内で寝ている時以外、一番長く居る場所だと言えます。

 

 

よく見かける光景ですが、新築やリフォームを考えている人は、誰しも時間があればよく住宅展示場に出かけると思います。

 

モデルハウスのキッチンに行った時、先に来ていた女性が、キッチンを隅から隅までよく吟味しながら見ている方が多く、滞在時間も誰よりも長いのです。

 

住宅展示場やメーカーのショールームなどに展示されているシステムキッチンは、機能性・デザイン性に富んだ最高級のシステムキッチンが設置されておりますので、関心を示すのは当然と言ったら当然かもしれません。

 

システムキッチンは手軽に実現できる

現在では、様々な機能を持つシステムキッチンですが、手軽に手に入る時代です。

だからこそ、家を建てるあるいはリフォームする際は、どのようなスタイルのキッチンにしたいのかを家族でよく話し合うことが大切です。

家族の普段の生活や日常の食事の在り方、あるいはお客様の来訪の頻度などを考え検討し、キッチンで何人分の調理を行うかを考慮して人数に合ったスタイルを考えることが重要となります。

 

キッチンの収納を考える

現在社会において、共働きの家庭が増えてきています。

そのため女性の家事負担が増加してきています。

 

そんな多忙な主婦の方にとっては、平日はさっさと食事を済ませて、ゆっくりと落ち着きたいと思うのが本心だと思います。

 

共働きで日々忙しい方は、休日に1週間分の食材や日用品をまとめて購入する方が多いと思います。

 

食材や日用品などをまとめて買うとなると、相当な量になってしまい収納するのも大変ですよ。

そんな方にお勧めの方法ですが、食料品をたっぷり収納できる大型冷凍冷蔵庫で、最近は冷蔵庫の価格も以前よりも下がっていますので求めやすくなっていると思います。

 

また、調味料や乾物などの買い置きをしまっておける食品庫があれば便利ですが、食品庫を設置することが難しい場合は、床下や階段下・廊下の壁面などの空いたスペースに収納棚や収納箱を設けると収納力がアップします。

 

キッチンレイアウトの考え方~

最近のライフスタイルで増えてきているのが、休日の日には家族が揃って料理をして食事をするというスタイルです。

 

家族揃って調理などするということになれば、冷凍物の解凍や食材の加熱調理に欠かせない電子レンジやオーブンレンジなどは、使いやすい場所に置くようにするのがポイントとなってきます。

 

休日には家族揃って調理や食事というご家庭の場合、リフォームなど行う際には、食料品や備品などの収納力が大きい多機能型のシステムキッチンにすれば便利です。

また、家族の生活時間帯が異なってもそれぞれの食生活に対応でき、オープン型のレイアウトにすれば、休日などには家族や友人が揃って、料理や、食事を楽しむことが出来ます。

 

二世帯住宅などで、日常的にキッチンに立つ人数が二人以上の場合や、料理は家族で賑やかに楽しみたいというご家庭には、アイランドキッチンのレイアウトをお勧めします。

 

またキッチンスペースにゆとりがある場合、調理台や作業台を広くとり、シンクもダブルシンクにすることで、作業効率もよくなり各自、分担しながら、調理をすることが出来ます。

しかし、広すぎるキッチンも使いづらくなりますので、家族構成やライフスタイルなど、自分や家族に合った使いやすい広さで、設備機器などの配置や収納力も検討しておく必要があります。

 

貴方のキッチンスタイルは独立派ですか

昔の台所は「女性の城」と呼ばれており、男子厨房に入らずなどと言われていましたが、最近では、男の手料理などと言って、男性用のクッキングスクールがあり、休日になると旦那さんがキッチンに立って料理をすることが多くなってきています。

男性は別として、女性の多くの手料理派の場合、独立型のキッチンスタイルを用いる方が多く、レトルト食品中心のご家庭やレンジなどの電磁調理派は、対面型キッチンやオープンキッチンが主流となっています。

 

独立キッチンにするには

現在の戸建て住宅や分譲マンションなどのキッチンプランは、対面キッチンやオープンキッチンが採用されていますので、意外と独立キッチンプランを採用している物件は少ないです。

 

手に入れた住居のキッチンが独立キッチンでない場合ですが、どうしても独立キッチンを望むのであれば、プチリフォームをする必要があります。

 

流し台前面に移動間仕切りを設け、ダイニングとキッチンの通用口として、ロールスクリーンやアコーディオンカーテンなどを設けて、キッチンを独立性のあるスペースに改装することが出来ます。

 

対面型キッチンのメリット・デメリット

たまの休日にキッチンに立つ旦那さんは、「対話しながら調理する」「目の前で作った料理をすぐ出せる」といった理想があるみたいですが、毎日の家事に追われる主婦の方にはそのような余裕がないと言われそうです。

 

対面キッチンにした場合ですが、小さなお子様のいるご家庭では、常に子供を見ることが出来ますので安心で、何かあれば直ぐに対処することが出来ます。

しかし、流し台の中や調理台の上に、捌いた魚の残骸や野菜の調理くずなど、その都度片付けなければなりませんし、食後の後片付けや掃除もきちんとしなければいけません。

 

対面キッチンやオープンキッチンの場合、シンク中や調理台が丸見えとなりますので、不意のお客様にも対応できるようにしておくことが大切です。

 

まとめ

キッチンは使う人の数だけスタイルがあり、どれが良いか悪いかはありません。

 

現在の家族構成やライフスタイルによって自分や家族に合ったキッチンスタイルにするのが大切で、各々のキッチンスタイルの特徴をよく理解しておくことも重要で、主婦目線も重視しなくてはいけませんが、いまや旦那さんの意見も取り入れることも時には必要だとも言えます。

 

 

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