住まいの情報を集める  

住まいを購入すると決めた場合、住まいに関する情報をどのように集めるかが良い住まいを見つけるカギとなります。

 

大半の方は、家を買う時は、実際に家を見たりモデルハウスを見学して購入しますので、何の問題もないという考え方が多いですが、そのような考え方をなくさなくてはいけません。

そこで、何に注目すれば良いのかなど調べていきましょう。

自分たちにあった情報を集める

家の購入を決めた時点で、自分たち家族のライフスタイルに合った情報を集めて整理して検討しないと大変な失敗をしてしまう可能性があります。

 

まず、どのような所に住みたいのかをよく検討することが望ましく、例えば関西方面なら大阪・神戸・京都といった都心なのか、それともその周辺地域の奈良や和歌山・滋賀といった地域なのか、また、関東なら横浜・埼玉・茨城など都心に近い場所なのか、具体的に地域を絞って検討し、その中でも、どの沿線がいいのかを家族でよく相談し、その沿線の物件情報を集めて検討することが大切です。

 

交通状況は重要な項目

住まいを検討する上で重要になってくるのが、どの沿線が便利なのかということです。

これは何も通勤だけでなく、学生のいるご家庭では、通学にも便利かどうかも調べる必要があります。

 

電車やバスなどの公共の交通機関を利用する場合、通勤よりも通学に重点を置き、通学時間帯の運行状況や、人の混み具合などを調査し、通勤の場合は、どれくらいの時間がかかるのか。

マイカー通勤ならば、通勤時間帯の道路状況はどうなのか、また休日の道路状況もチェックしておく必要があります。

 

しかし、通学を重視し、予算面を考えた場合、仕方なく遠距離通勤を余儀なくされることも多くあります。

 

マイホームは生活の基盤

マイホームを購入するということは、当然のことながらそこが生活の基盤となりますので、生活にかかわる利便性を調べることも重要となってきます。

 

たとえば、日常の買い物では、近くにスーパーやショッピングモール、百貨店などがあるか、銀行や郵便局などの金融機関やATMはどこにあるのか把握しておく必要があります。

また、ご家族に幼い子供がいる場合は、総合病院や小児科医院、診療所、夜間診療などの医療機関が近くにあるのか、所要時間はどれくらいかかるのかもチェックする必要もありますし、保育園や幼稚園はどこにあり、どれくらいの時間がかかるのかも調べておくことも大切です。

 

マイホーム購入する場合は将来のことも

マイホームを購入すると決めたときは、家族で「こんな家に住みたい」「こんな家にしたい」といった、家族の声を聞き整理することが大切です。

 

また家族の意見とは別に、5年後・10年後には、家族の構成やライフスタイルがどう変化しているのかも想定し、将来の生活の変化を予想し、将来、増改築が可能な家なのかどうかも検討する必要があります。

購入する地域や土地、住まいによっては増改築ができない、あるいは規制などにより全面改装ができない場合もありますのでご注意ください。

 

マイホーム購入の注意点

マイホームを購入する場合、土地を購入し建物を建てる方と、建売住宅を購入する方の2通りあります。

 

まず敷地(土地)を購入する方の場合、形状と面積、私道負担の有無、建ペイ率や容積率、道路の方位や隣接する建物などをチェックします。

 

形状と面積は、将来増築などする際に影響してきますし、建ペイ率や容積率は、建て替えなどする際に建物の大きさを左右します。

 

私道負担がある場合、その私道の分だけ敷地面積が狭くなってしまい、また、道路の幅が4mに満たないときは、道路の中心から2mまでは道路とみなされ、敷地の有効な面積から「みなし道路部分」を差し引いたものになっています。

 

建売住宅を購入する際や、土地を購入する際にチェックしなければいけないのが、宅地開発される前はどのような土地なのかを調べることが、重要となってきます。

 

たとえば、畑を宅地にしているのか、田んぼを宅地にしているのかで、土地の質が違ってきます。

もともと水田であった場合、土が粘土状のものが多く水はけが悪く、湿気が上がってくることも考えられます。

 

また、池や沼などを埋め立ててできた宅地の場合、湿気もそうですが、地盤沈下の心配もあります。

さらに山を切り開いて、ひな壇場に造成され宅地になっている場合ですが、このような宅地を購入するときは、切り土部分の土地を購入するのが良いです。

逆に盛り土で、できた宅地の場合、地盤によっては、地盤沈下の可能性もありますので、要注意です。

 

まとめ

マイホームの購入を決めた時点で、家族構成や生活スタイル、生活習慣などを前提に家族全員で、「自分たちにはどのような間取りが良いのか」、「どの沿線がより便利が良いのか」といったことを十分に検討することをお勧めします。

希望に近い沿線や立地条件などの物件はあると言えますが、建売住宅の場合、希望に沿った間取りは100%期待できないことが多くありますので、どこまで妥協できるかも話し合っておく必要があります。

 

また、予算的に余裕があるのでしたら、土地を購入して注文建築にすることも、考えるのもいいと言えます。

 

マイホームを考える際、間取りや内装だけでなく、外観も住まいの重要な要素です。

また、将来のことも考えて、駐車場は何台止められるのか、また駐車場は増設できるのか、ガーデニングなど出来るスペースがあるのかなど趣味・趣向も大切な要素です。

 

マイホームを考えるうえで一番大切なことは、住み心地の良さ、快適な住空間が肝心ですので、自分達に会った間取りや外観を楽しみながら探すのが一番良い方法です。

 

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